まもって守護月天 超外伝

光の章

「終わったな・・・・」
太助がぽつりとつぶやく。
カオスゴーレムはチリとなって消えた。戦いは終わった。
その時シャオが空を見つめた。
「太助様!!あれは・・・・」
「えっ?・・・あっ!!」
空から謎の球体が降ってきた。
「これは・・・」
球体は地面に静かに降りると消え、中から人の姿が現れた。
「これは・・・ガイア!!」
中に入っていたのはカオスに吸収された四天王のガイアだった。
吸収されたショックで気を失っている。
その時ガイアの体が光り始めた!
シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・・・
「ああっ!!」
一瞬の光とともにガイアはキリュウの姿に戻っていた。
「う・・・ここは・・・」
「キリュウ!!」
「キリュウさん!!」
すぐさま太助達がキリュウのもとに駆け寄る。
「元に戻ったんだな!キリュウ!」
「主殿?私は一体何を・・・・」
「良かった・・・キリュウさん・・・」
再会に涙を浮かべるシャオ。

と、その時
「おい!太助!あれを見ろ!!」
「どうした、たかし!?ってああっ!?」
同じ球体が今度は3つ降ってきた。
中に入っていたのは・・・
「フレア!エア!それにアクアも!!」
四天王の残り3人がやはり気絶した状態で入っていた。
シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・・
「ああっ!?」
フレア、エア、アクアはガイアと同じように、体が光り、次の瞬間別の姿になっていた。
「こ、この人達は!!」
シャオ達が慌てて駆け寄る。
「こいつ・・・増長炎天、リーアじゃないの!!」
「え!?」
「こっちは・・・助力空天、レイカ殿ではないか・・・」
「えぇっ!?」
「この方は・・・治癒水天、マイラさんですわ!!」
「ええええええ!!」
次々と呼ばれる○天シリーズの名前に思わず叫ぶ太助。
「四天王の正体って・・・・精霊だったのか!?」
キリュウ同様、カオスに操られていたのだろう・・・
しかしどうしてこんな所に・・・

「おい・・・もう一個降ってきたぞ・・・」
次に球体に入っていたのは・・・・
「シャドー・・・・」
「まさか・・・・シャドーも?」
恐る恐るシャドーの方を向く太助。
この時点ですでに嫌な予感がしていた。
やはりシャドーの体も一瞬の光とともに、姿が変わった。しかもその姿は・・・・
「親父!!」
「兄貴!!」
太助と大二郎はそろって声を出した。
シャドーの正体は七梨太郎助その人だった。
「ん・・・あれ?太助に大二郎。なんでお前達が中国にいるんだ?」
「何言ってんだ、ここは日本だ!!」
「な、何ぃぃぃぃぃ!!」

太郎助の話ではこうだった。
中国を旅していた時・・・・
「はっはっは!心の清い者だけが使えるシリーズ、まさか今度は3ついっぺんに手に入るとはなぁ!!
さっそく太助に送ってやらねば・・・」
『ほぅ・・・それはそんなにすごい物なのか・・・』
「そりゃあもう!太助ならきっと精霊達の力が得られるでしょう!って今の声誰ですか?」
『その力・・・我がもらい受ける!!』
「んなっ!?うわぁぁぁぁぁ・・・・・・」
そこから先は覚えていないらしい。
恐らく精霊の力に目をつけたカオスが3人の精霊を手下にし、太郎助もシャドーとして変身させたのだろう・・・・

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
太助はあまりのことに開いた口がふさがらなかった。
必死こいて倒したシャドーの正体が実の父親だとは・・・・・
「シャドーさんは太郎助さんの子供の頃の姿だったんですね」
「なるほど・・・似てるはずだわ・・・」
「いやぁ・・・・すまんすまん。しかし太助!!形はどうあれお前は父さんに勝ったのか!
強くなったなぁ・・・父さんは嬉しいぞ・・・・」
「ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁ!!俺達死ぬところだったんだぞぉ!!」
「落ち着け太助・・・別に兄貴が悪いわけじゃないだろ・・・」
大二郎の指摘通り、太郎助も精霊達も操られていただけである。
悪いのはカオスただ一人だったのである。
「まぁ・・・・とにかく一件落着ですね・・・」
出雲が疲れた様子で言った。

***

あれから数日がたった。
あちこち壊れた建物も元通りになりつつある。
町は平和になり、静かな生活が戻った。
しかし・・・・一人騒がしいのがここにいた。
「親父の奴・・・とっととまた旅に出やがって・・・・」
太郎助はあの後また中国へと旅立って行った。
「まぁ、それはまだいいんだ、いつものことだから・・・・それより・・・」
太助は前を向いた。
「なんでお前らがここにいるんだぁ!!」
テーブルの向かいには、リーア、レイカ、マイラの3人が座っていたりする・・・・
「だって・・・シャオリン達がいるってことはあんた心が清い者なんでしょ?」

「あたし達も心の清い人に仕える精霊だもん」
「罪滅ぼしも兼ねて、これからは主様のために頑張りますわ」
3人は太助の方を向いた。
「主って・・・・俺?」
「そうよ!まっかせて!!この増長炎天リーアがあんたをとびっきり強くしたげる!!」
「御主人様。困ったことがあったらこのあたし、助力空天のレイカちゃんにお任せです!」
「主様、疲れた時は私、治癒水天マイラがあなたに安らぎを与えますわ・・・」

「は・・・はぁ・・・・」
太助は言葉を失った。
「ずいぶんにぎやかだな・・・・」
と、つぶやくキリュウ。
「また邪魔者が・・・」
と、ぼやくルーアン。
「みんなで太助様のために頑張りましょ!」
と、相変わらずのシャオ。
こうして太助の家には6人の精霊が居座ることとなった。
「もう・・・いや・・・・・・」
太助の真の戦いはこれからかもしれない(笑)

おしまい


後書き
はっきり言ってダメダメですね。
こんなバカタレな作品を作ってしまい、ほんと申し訳ありません。
今回の作品は私が自分の未熟を思い知る物となりました。

この話を読んでくれた皆さんに頭下げます。
「すんませんでしたぁ!!」


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