小説 時を越えて
シャオ編

「う〜ん。」
ある日の朝。シャオが起きると周りには懐かしい中国の風景だった………
「ここは…」
「目が覚めたか……」
「!?」
シャオが後ろを振り向くとそこには一人の女性が立っていた。
「あなたは……?」
「私は時空聖天 夢草(ゆめくさ)と申す。お前と同じ精霊だ。」
「時空…聖天。主がいないと言われている精霊……」
シャオは時空聖天のことをすこし珍しそうに見た………。そして、こう問い掛けた。
「ここは、昔の中国のはず……。でも、何で……?」
「ここは、過去だ。」
「過去?」
シャオはなんと夢の中にいた。その周りには家が1軒あった。
「この家は鈴々(りんりん)様の……」
この家はシャオの初代の主の家だった。
「なぜ過去を……?」
「お主はここで“死”というものを初めて理解した場所だっただろう。」
夢草の一言にシャオはすべての記憶が頭の中をよぎった。その時鈴々の家から昔のシャオが出てきた
「鈴々様。夕食の材料を買ってきますので真っていて下さいね。」
「うん!。」
そういってシャオは市場に向かった。
「この後どうなったか。お主もわかっておるじゃろう……。」
「やめて!もうやめて下さい!!。鈴々様の死をまた見せるのは!。」
シャオは涙を流して言った。
「もう……主様を死なせたくないんです……お願い…やめて下さい。」
シャオは一生懸命に夢草にお願いした。
「しかし、シャオ。私は時間の精霊だ。過去を変えることも出きるのだぞ……。」
「えっ?」
シャオはその言葉に希望を持った。
「しかし、過去が変われば未来が変わる。となれば今の主が変わってしまうこともあるのだぞ。それでもいいのなら私は止めない。」
「………。」
シャオにとって究極の選択がいま迫っている。

私は過去の失敗を直すつもりはありません。でももう鈴々様の死がわかっているのに見ていることはできません。」
そういってシャオは鈴々の家に向かって走っていった。
バタンッ
「鈴々様!!」
シャオはドアを思いっきり開けた。
「ん?なんでドアが勝手に……?」
「鈴々様!私です。」
シャオは必死に鈴々に叫んだ。
「シャオ。無駄だよ。君は今はこの時代の人間ではないから、この時代の人間にはみえないし、何も聞こえないよ。」
「そんな……。」
「でも、人には触れることが出きるよ。」
夢草がそう言っているとドアがいきなり開き数人の男たちが入ってきた。
「あぁ!なんだぁ?ガキが居るじゃねぇかぁ。」
入ってきたのはなんと盗賊だった。
「来たか……。」
「鈴々様!」
鈴々が死んだ理由は盗賊に襲われたからだったのだ。
「まぁいい。おい!このガキをっちまいな!」
「きゃああ。」
盗賊の数人が鈴々に襲いかかった。
「天明らかにして星きたれ!来々!梗河!」
シャオは支天輪から梗河を呼び出した。
「梗河。お願い!!」
シャオに命令された梗河は盗賊達をやっつけていった。
「な、なんだぁ?おい!どうしたみんな…うっ。」
梗河もここの時代の人間には見えないが触れることが出きるので、盗賊達を倒すことに成功した。
「なんだ。この家は……なんか居るんじゃねえか?くそ今日は引き上げだ!」
といって盗賊達は逃げて行った。
「よかった。」
シャオは盗賊を追い払えて喜びに胸がいっぱいになった。その時……

ドタンッ
「鈴々様!!」
盗賊が帰っていった後鈴々がいきなり床に倒れこんだ。
「はぁ……はぁ……。」
「やはり……。」
鈴々の苦しみように夢草はある言葉をもらした。
「やはり?……。」
夢草の言葉にシャオは疑問を持った。
「夢草さん。どうすれば鈴々様を助けられるの?!」
「お主の星神の長沙で治せる病気だがもう手遅れだ……。」
「そんな……。」
シャオはその言葉を聞いてとした。
「ごほっ。ごほっ……うっ……。」
鈴々に最後の時が来た。
「鈴々様!!」
すると鈴々の体から魂となった鈴々が現れた。
「鈴々様?」
「シャオリン。私は病気だって知ってたの。でもシャオリンに迷惑かけたくないから黙ってたんだ。盗賊を追い払ってくれたのもシャオリンでしょ?今になってシャオリンが見えるようになるなんてね。えへへ。」
鈴々は涙が出そうな瞳をしてめい一杯の笑顔で笑った。
「鈴々様……。私はまた鈴々様を助けることができないなんて……。」
そういいながらシャオの瞳には涙がこぼれるほどたまっていた。
「シャオリン。これは私の運命なんだよ。でも私はシャオリンに出会えて本当にうれしかった。シャオリン、約束して。これからもずっと笑顔でいるって……お願い。」
「はいっ。鈴々様。」
「約束だよ。今までありがとう。これからも頑張ってね。」
そういって鈴々は天に向かって飛んで行った。それをシャオは満天の笑顔で見送って行った。
「シャオ。過去は変えることが出来ないが大事なことを知ったな。」
「はい。」
シャオはこの出来事でまた1つ成長して行った。

「太助様〜。朝ご飯ですよ〜。」
「お〜。何だシャオ。今日はご機嫌みたいだな〜。」
そうして今日も七梨家は暖かな祝福に包まれて行った。

う〜ん。今回も何だかめちゃくちゃな感じ。もう今回は時を越えて編は終了します。理由ストーリー性が無いから……すいません。ホントに


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